上司へのメールで失礼にならない敬語|「了解しました」「ご苦労様です」は使える?
上司や先輩へのメールで、なんとなく使っている言葉が実は失礼に聞こえている、ということがあります。 この記事では、上司へのメールで迷いやすい言葉と、報告・相談・お礼の例文を紹介します。
この記事のポイント
- 「了解しました」は「承知しました」、「ご苦労様です」は「お疲れ様です」に
- 「なるほどです」「参考になりました」は、目上の人を評価する響きがあるので避ける
- 報告は結論から、相談は「何を決めてほしいか」をはっきり書く
上司に使うと失礼に聞こえやすい言葉
| 避けたい言葉 | 言い換え | 理由 |
|---|---|---|
| 了解しました | 承知しました/承知いたしました | 目上の人には軽く聞こえるという人が多い |
| ご苦労様です | お疲れ様です | 目上の人が目下の人をねぎらう言葉とされる |
| なるほどです | おっしゃるとおりです/勉強になります | 相手の意見を評価する響きがある |
| 参考になりました | 大変勉強になりました | 「参考程度」と受け取られることがある |
| すみません | 申し訳ありません/申し訳ございません | 謝罪としては軽い |
| わかりました | 承知しました | 報告への返事として軽い |
| とんでもございません | とんでもないことでございます/恐れ入ります | 「とんでもない」で一語のため、という考え方がある(現在は許容する考え方もある) |
例文1:報告
件名:A社への提案書送付のご報告 佐藤部長 お疲れ様です。山田です。 本日、A社へ提案書を送付しましたので、ご報告いたします。 ・送付日:11月7日 ・先方担当:鈴木様 ・回答予定:11月14日ごろ 回答がありしだい、あらためてご報告いたします。 よろしくお願いいたします。 山田
例文2:相談
件名:B案件の納期についてご相談 佐藤部長 お疲れ様です。山田です。 B案件の納期について、ご判断をいただきたくご連絡しました。 先方から、納期を1週間早められないかと相談がありました。 対応する場合、C案件の作業を2日ほど後ろにずらす必要があります。 お忙しいところ恐れ入りますが、 対応するかどうか、明日中にご指示いただけますでしょうか。 山田
例文3:お礼
件名:昨日のご指導のお礼 佐藤部長 お疲れ様です。山田です。 昨日は、資料の構成について丁寧にご指導いただき、ありがとうございました。 ご指摘いただいた点を直したところ、先方にもわかりやすいとご評価いただけました。 大変勉強になりました。今後ともよろしくお願いいたします。 山田
上司へのメールを送る前に、敬語チェッカーで「社内の上司・先輩」を選んでチェックすると、失礼に聞こえやすい表現を見つけられます。
よくある質問
「了解しました」は失礼ですか?
文法的な誤りではありませんが、目上の人に使うと失礼だと感じる人がいます。上司や取引先には「承知しました」「承知いたしました」「かしこまりました」を使うと安心です。
「お疲れ様です」は社外の人にも使えますか?
社内のあいさつとしては一般的ですが、社外の人には「いつもお世話になっております」を使うのが基本です。
チャットツールでも敬語は必要ですか?
チャットでは短く書くことが多いですが、上司への敬語は必要です。「了解です」より「承知しました」、「すみません」より「申し訳ありません」とするだけで印象が変わります。